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コンディションの良いGibson カラマズーファクトリーメイドの1964年製 Epiphone FT110 Frontierです。
スプルースTop&メイプルSide/Backのボディに、マホガニーネック、ハカランダの指板&ブリッジ、デザイン性が高く目を引く”Rope & Cactus”ピックガード、アジャスタブルサドルを採用。同年代のGibson製品と同じくサイド&バックのメイプルは合板材が使われており、仕様変更の過渡期ながらヘッド角17度(実測16.2度)にナット幅41.6mmの薄身なレギュラーネックと60年代前期の仕様です。
ボディトップ右下の膨らみ付近に割れが有りヘッド先端の塗装が剥がれています。経年によりネック~ボディまで隙間なくウェザーチェックも入っているものの、その他気になるようなダメージは無く長年に渡って丁寧に扱われてきたことが伺えます。ナットは交換済みでペグはオリジナルのゴールドシングルラインクルーソン、フレットもオリジナルで大きな修理箇所もありません。
ネックはほぼ真っすぐの丁度良い状態、フレットは高音弦側のローポジションが僅かに凹んでいる程度で気になるようなビビりや音詰まりなど演奏性も問題は有りません。
年代を考えれば外観&演奏性共にコンディションは抜群、硬質かつ枯れた大きな鳴りが心地よく、しっかり使える格好良いギターをお探しの方にオススメの1本です。