¥358,000-(税込)
パーツチェンジが多いものの演奏性が良くしっかり乾いた音色が心地よい1963年頃製のEpiphone Olympic Specialです。
当時のGibson Melody Makerと共通のマホガニーボディ、17度角ヘッドにナット幅43.0mmのマホガニーネック、ハカランダ指板、オリジナルのMelody Makerシングルコイルを搭載し、ピックアップ取付用の裏側のステイは新しい物へ交換されています。
ピックガードはアメリカのWD Custom Pickguards製ベッコウ柄4-Plyに交換されており、ネックジョイント付近の6弦側ビス穴が大きくずれているためこの箇所のみダミーのビス頭が取り付けられています。
ペグは現行Klusonの3連ノーライン、ブリッジは3弦がプレーン弦でオクターブが合うように作られたMontreuxのコンペンセーテドブリッジ、ブリッジスタッドもMontreux 鉄製スタッドに交換されており、コントロールは近年製のCTSポット+オレンジドロップ・コンデンサで、コントロールノブも近年の物に交換されており、各オリジナルパーツは付属しません。
ショートヴァイブローラを取り外した跡が有り、取り付けのビス穴が簡単にタッチアップされています。木部&ピックアップ以外はほぼ交換されてオリジナル度は低いものの、ネック折れの修理やリフィニッシュといった大幅な修理歴は有りません。
ネックはほぼストレートのちょうど良い状態でトラスロッドの効きは良好、ナット&フレットは交換されており、交換された幅広なフレットはすり合わせされているため全体的に高さはやや低くなっていますが、気になるようなビビりや音詰まりは無く演奏性は良好です。
全体に入ったウェザーチェックや無数のダメージなど貫禄十分のルックスに加えて、近年製パーツで組み合わされていつつしっかりとアコースティックを感じる枯れた音色が素晴らしく、気軽に使えるレギュラーネックの60s Gibson/Epiphoneをお探しの方にオススメの一本です。