¥358,000-(税込)
使い込まれた風格の有るルックスに枯れた音色が心地よい1971年製 Martin D-18。
スプルースTop&マホガニーSide/Backのドレッドノートボディに、ナット幅42.8mm(実測値)のマホガニーネック、ローズウッド指板、ローズウッドブリッジ、この年代の特徴でもあるノンスキャロップブレーシングに大型のローズウッドによるブリッジプレート、スクエアロッド仕様。パッシブタイプのコンタクト・ピエゾピックアップが通り付けられておりシンプルなエレアコとしても使用可能です。
ペグビス穴が各ペグ穴上部に追加されていますが、現在は近年製Groverペグが取り付けられています。ボディトップのブリッジから下部にクラック&ピックガードのサウンドホール側にもピックガードクラックが有り、どちらも裏側から割れ止めを当てて修理された上で、ピックガードはベッコウ柄に交換されています。ブリッジプレートの補修のためオリジナルのローズウッドのブリッジプレートの上にメイプルの補強板が貼られています。
長年に渡って弾き込まれて来た事でサウンドホール周辺の塗装は剥がれており、全体的に塗装の剥がれや凹みを伴うダメージの多い貫禄のルックス、6弦側2フレット付近のネック裏は塗装が剥がれています。
ライトゲージをレギュラーチューニングしてネックはほぼストレートの丁度良い状態、ナット&フレットは交換済で、交換されたフレットは高音弦側のローポジションを中心に減っており最も低い箇所で残り6割程度ですが、気になるようなビビりや音詰まりは有りません。
現代のギターに比べて弦高が高く&サドルの高さが低くなる年代ですが、ブリッジの上面を削った上でブリッジピンホールからサドルには弦のガイド溝が彫られており、サドルの高さも残っているため弦高の調整が可能です。
クラックの補修やパーツ交換等はあるものの手を加えられながら使い込まれてきたことが伺える貫録のルックス、しっかり使い込まれて事で反応が良く枯れた音色が心地よく、ルックス&サウンド共に渋いマホガニーのドレッドノートをお探しの方にオススメの一本です。