¥358,000-(税込)
ボリュートの無いマホガニーネック&ドットポジションマークといった1960年代前期までの仕様を再現して発売された初年度となる1981年製、ネックリペア歴があるものの演奏性良好かつ適度に枯れた音色が心地よくプレイヤーにお勧めのES-335 Dot。
トップ&バック&サイドにラミネイトメイプルを使用したセミアコースティックボディに、3-Pieceマホガニーネック、ドットポジションマークの入ったローズウッド指板、Grover ロトマチックペグ、ピックアップはフロント&リア共にTim Shawを搭載し、ニッケルメッキのストップテールピース、シリアルナンバー&ピックアップデイトは1981年、確認出来るポットデイトは1978年もしくは1979年、ナットがナイロン製に交換されており、ブリッジはドイツ製ナッシュビルTOMですがニッケルメッキではなくクロームメッキへ交換されています。
ヘッドの付け根からネック折れの修理歴があり、補強を入れてしっかり修復された上でヘッド裏周辺はブラックの塗装~ネック裏はオーバーラッカーされています。ボディトップ左下辺りに塗装の剥がれを伴う打痕があり、その他所々弾き傷や擦り傷などの使用感、小傷などはあるものの、既に製造から40年以上たっている事を考えれば全体的に綺麗な状態を保っています。
ネックはほぼストレートのちょうど良い状態でトラスロッドの効きも良好、フレットは新品時よりあまり高さの無い年代ですが使い込まれた事で高音弦側のローポジションを中心に減っており最も低い箇所で残り6割程度、気になるようなビビりや音詰まりは無く演奏性は良好です。
ネック折れはしっかりと修理されており演奏性のトラブルなども無く、適度に枯れた音色かつ雰囲気の良いドットポジションマークのサンサンゴをお探しのプレイヤーにお勧めの1本です。