¥385,000-(税込)
モデルチェンジを繰り返しながら、1932年の発売から1971年の生産完了まで40年近くに渡って生産されたGibsonアーチトップギターの定番モデル「L-50」。パールのスクリプトロゴに太身なVシェイプネック、無骨な音色が心地よい1930年代後期頃に製造された一本です。
スプルースのアーチトップ、メイプルのサイド、メイプルのアーチバックによる16インチ幅のボディ、ナット幅44.6mmで極太Vシェイプのマホガニーネック、ドットポジションマークの入ったハカランダ指板、ハカランダのウッドブリッジ&ブリッジベース、レイズドダイヤモンドマークの入ったテールピース。ペグは近年のGotoh製に交換されており、ピックガード&ピックガードブラケットも近年の物へ交換されています。
経年によりヘッド~ネック~ボディの全体に隙間なくウェザーチェックが入っており、所々塗装剥がれや塗装割れを伴うダメージはあるものの、木部の大きな割れや剥がれ等は無く、所謂「プリウォー(Pre WW II)」と呼ばれる年代で既に製造から80年以上が経過していることを考えれば比較的綺麗な状態を保っています。
ネックはほぼストレートの丁度良い状態でトラスロッドの効きも良好、ナットが交換されており、フレットは高音弦側のローポジションを中止に減っており最も低い箇所で残り5割程度ですが、気になるようなビビりや音詰まりは無く演奏性は良好です。
全全体に入ったウェザーチェックによる渋いルックス、この年代ならでは極太Vシェイプネック、立ち上がりが早く軽やかで乾き切った心地よいアーチトップサウンド、コンディションが良くしっかり使えるアーチトップギターをお探しの方にオススメの一本です。